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日吉社参道の石灯籠（坂本4）
日吉社参道の石灯籠（坂本4）
慶応４年(1868)３月、維新政府は神仏混淆禁止令を発しますが、これによって県下各所で排仏毀釈運動がはじまりました。なかでも激しかったのが日吉社で、社司の樹下岩見守は神威隊を結成、日吉社神殿の仏像・経典類を焼き、神仏混淆の山王七社を各々神社名に改称しました。その際、七社にあった石燈籠は撤収され、日吉社参道に並べかえられました。いま、それらの石燈籠が、廃仏毀釈の嵐をかすかに伝えています。
地図
日吉社参道の石灯籠（坂本4）
