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伝説・伝承
なすび婆あ(坂本本町)
なすび婆あ(坂本本町)
比叡山七不思議の1つです。天海大僧正の住む南光坊(廃寺)の門を夜更けにたたく音がしました。小僧が出てみると、なすび色の顔の老女がにたにたしながら立っており、やがてふっと姿を消しました。天海の話によると、女は昔、宮中に仕えていたが、人を殺してその身は地獄に落とされたが、仏の慈悲で、心は比叡山に住むことを許されたので、人目につかぬよう夜の山を歩いていたのだといいます。なお、なすび婆あは、織田信長の比叡山焼き討ちのとき、大講堂の金をついて急を知らせたともいいます。
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