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崇福寺跡（滋賀里町甲）
崇福寺跡（滋賀里町甲）
崇福寺は天智天皇が大津京鎮護のために建立した寺で、大津京の所在を解く鍵として注目されました。京阪電鉄滋賀里（しがさと）駅から西へ古歌に登場する志賀の山越え道を進み、百穴（ひゃっけつ）古墳や土地の人が大仏（おぼとけ）と呼ぶ大きな石仏を過ぎた静寂な山中にあります。金堂・小金堂・講堂・三重塔などの堂宇を備えた大寺だったようで、塔心礎から出土した舎利容器（しゃりようき）の豪華さは往時を偲ばせます。この寺跡は国指定史跡となっています。
地図
崇福寺跡（滋賀里町甲）
