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幻住庵跡(国分2)
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幻住庵跡(国分2)
石山寺の北西、国分山(こくぶやま)山腹(国分2丁目442近津尾神社境内)にあります。1690(元禄3)年夏芭蕉が門人の膳所(ぜぜ)藩士菅沼曲水(すがぬまきょくすい)の叔父幻住(げんじゅう)老人の住み捨てた庵を修理して住んだところです。芭蕉の愛した湖南一帯を見晴らす山中に庵を結び、里人の人情や生活にふれる中で著された「幻住庵記」は有名です。近津尾(ちかつお)神社境内につづく庵跡には朽ち果てた椎の木の袂に立つ句碑と幻住庵跡の石碑を残すだけでしたが、平成3年に幻住庵が復元され、周辺整備も行われました。
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