穴太衆積み石垣(坂本4)
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日吉大社の参道(坂本4丁目5番街区付近)や西教寺(さいきょうじ、坂本5丁目13−1)へ続く沿道を散策すると、周囲の樹木と調和した美しい石垣の列に心をうばわれます。この石垣が穴太(あのう)衆積み石垣で、かつて穴太に住んだ石工の集団穴太衆によって技術が伝承されてきました。 彼らは室町時代頃から姿をみせ、戦国時代には、安土(あづち)城をはじめ各地の城郭建築にたずさわっています。その積み方の特徴は、野面(のづら)積み、つまり加工しない自然石を大小うまく組みあわせ、しかも奥行深く積むものです。
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