今井兼平鎧掛松の碑(園山1)
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東レ滋賀事業場(園山1丁目1−1)に明治28年(1895)2月に建立されました。高さ86cmで「今井兼平鎧掛松」と刻まれています。粟津合戦の乱戦の中、兼平が陣をたてなおすべく退いて一服しようとしたところ、かたわらに一株の松がありました。兼平は身につけていた鎧をこの松にかけ、休息を取ったと言います。また一説には、義仲の最後を見届けた兼平が死出の旅へと向かう前、この松に鎧をかけて疲れた身体を休めたと言います。昭和16(1941)年に東洋レーヨン(現在の東レ)が建立した碑もあります。
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