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歴史をめぐる（Ｄ）
仏像
比叡山霊窟（坂本本町）
比叡山霊窟（坂本本町）
元亀２年(1571)９月、織田信長は、敵対する延暦寺（えんりゃくじ）に焼き打ちをかけました。この攻撃で、山上の堂舎４、５００と門前の坂本は一瞬にして炎につつまれ、その犠牲者は三千人にのぼったといいます。霊窟は昭和２年(1927)、比叡山ケーブル建設工事の際に発掘された石仏数百体を、地元の人々が洞内に集め、焼き打ちによる犠牲者の菩提をとむらったものです。
地図
比叡山霊窟（坂本本町）
