楊梅の滝(北小松)
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雌滝と薬研の滝、雄滝の三段に分かれ、別名やまももの滝。その落差は雌滝が40メートル、薬研の滝が21メートル、雌滝が15メートルで合計76mの落差は県内随一。雄滝はJR湖西線や湖上の船からも見え、白い布のように見えたことから「布引きの滝」「白布の滝」とも言われます。室町時代末期、将軍足利義輝がこの地で遊び、楊梅(やまもも)と名付けたとか。また、「薬研(やけん)」は薬を砕く容器に似ていることから名付けられたようです。釈迦岳や武奈ヶ岳に続く登山道につながり、ここでは多くのハイカーに出会います。JR北小松駅からも近いので、多くの人が訪れる滝です。雌滝から急な坂を登り、薬研の滝を横手に長いハシゴを登って雄滝に行くコースと、登山道を経て雄滝が見える滝見台を通って行く散策コースがあり、琵琶湖が一望できることでも人気の滝です。 5台ほどの駐車スペースがあり、すぐ車を停めるとすぐ滝の音が聞こえてきます。音のする方向へ行くと案内表示がありました 伝説によると雄滝。雌滝の主は夫婦だと言われており、雄滝の主は、雄の大蛇で雌滝の主は、小女郎ヶ池の女房が大蛇になった片目の女大蛇だと言われている。(「志賀町むかし話」より)
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